合併2.5kmを考える

津田小学校・鶴羽小学校統合における通学支援の2.5kmしばり。

当初よりmitzは以下の見解です。
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「鶴羽小学校~津田小学校間の通学バスの十分な運行。」
これが全てです。
小学校の合併に於いてはこれ以上でもこれ以下でもダメ。
これには、2.5kmの"しばり"はありません。
自由に選択すればいい。
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反対に考えてみます。
なぜ2.5kmなのか??
これはさぬき市学校再編計画に以下のように記載されているからです。

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③ 通学方法については、次の点を勘案し、調整する。
・ 小学校は原則として徒歩通学とする。再編により、学校までの実距離が2.5km以上となった者については、通学支援(通学バス等)を行う。ただし、高学年(5・6年生)は通学環境等から判断し、自転車通学も考慮する
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つまりのところ、2.5kmの根拠はハッキリしていません。
推測するに、学校の合併において、遠距離通学はどうしても発生します。
で、通学支援を行うようになるのが自然な流れですが、「どこまで支援するか?」を決めなきゃならない。
で、目安として○kmと決める必要が発生する訳です。
これは方針としては決めなくてはならない。

ですが。。
津田小学校と鶴羽小学校の場合はそれぞれがしっかりとした小学校校区を持っています。
それなのに、急に津田小学校を中心とした2.5kmという距離を当てはめようとするから、かなりややこしくなるのです。。

ハッキリ言って、2.5kmという"しばり"は不要です。
「鶴羽小学校~津田小学校間の通学バスの十分な運行。」
これが全て。

さぬき市学校再編計画にも「調整する」という言葉が入っていますし、先日教育委員会に問い合わせた回答でも「地域に応じて柔軟に対応していきたい」とのこと。

2.5kmに固執して何かメリットがあるのでしょうか??
距離に関係なく「鶴羽小学校~津田小学校間の通学バスの十分な運行。」
これでダメなのか?

大切なのは2.5kmの距離ではなく、○年生から自転車通学にするとか、そちらの議論です。
個人差もあるでしょうし。。
あと、乗り遅れた場合、下校時の時間差の問題、遠足等特別な場合など。
自転車通学の場合、これまで徒歩通学では見えなかった危険な場所を再点検する必要もあります。
そういう議論に十分な時間をさくことが大切ではないでしょうか。。。

何度も言いますが、合併当初は「鶴羽小学校~津田小学校間の通学バスの十分な運行。」で良い。
その後、「通学支援検討委員会」などを作って、津田町全体で通学支援対象を見直しましょう。その方が柔軟な対応が可能です。
(ただ、バスは購入後に変更ができないので事前に慎重に検討しておく必要があります)

もし2.5kmで納得のできる理由があるのであれば、支援バスの運行は津田小学校~多目的研修集会施設でしょうね。。


津田・鶴羽小学校 統合に関するブログへのリンク
2008年05月21日 津田小学校・鶴羽小学校合併
2008年05月22日 学校耐震化促進で合併は?
2008年06月03日 小学校の合併について
2008年06月19日 小学校統廃合
2008年06月21日 学校耐震化率
2008年07月29日 統合?統廃合?
2008年07月31日 問い合わせてみました
2008年08月01日 統合、対等?
2008年08月05日 統合もう少し本質を!
2008年08月19日 小学校合併の質問
2008年08月26日 小学校合併後の通学
2008年08月27日 小学校合併の標準服
2008年08月28日 小学校合併直撃質問
2008年09月10日 統合準備委員3感想
2008年09月24日 合併2.5kmを考える
2008年11月18日 学校統廃合便り5
2008年12月16日 学校統廃合便り6

つだネットで津田小学校・鶴羽小学校の統合を考えましょう


今日のmitzのお酒
【ビール】アサヒ スーパードライ 500ml 1本 350ml 1本
【日本酒】月桂冠 上撰 (月桂冠株式会社 日本酒度-1.5 酸度:1.3 アミノ酸度:1.5 京都府) コップ2杯

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